夕陽(後編)
☆竹富島コンドイビーチ☆
ある日
その女の子から
「明日からも~え~わ 今までありがとうね~」
次の日からその女の子
違う男の子と一緒に帰っていた
あとから聞いた話では
その女の子
駅まで送ってほしい人探していたらしい
数学を教えてくれる人を探していたらしい
それが私にピッタリやったんですよ
それに高校2年のときに
私がその子の事が好きやったって知ってたはずやし
好都合やったんですね
でも
悔しくもなんともなかったんですよ~
不思議と
あの子の握ったあのおにぎりが
なによりも嬉しかったからですね~
きれいな夕陽を見ると
思い出します